NEWS加藤シゲアキがNHKドラマ出演、2月放送(日刊スポーツ)

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NEWSの加藤シゲアキ(33)が、NHK総合「土曜ドラマ『六畳間のピアノマン』」(土曜午後9時=来年2月6日)第1回に出演することになり、5日、NHK大阪放送局で行われた局長会見で発表された。ドラマは来年2月6日スタートで全4回。各回で主人公が代わり、加藤は第1回に出演する。 同ドラマは、安藤祐介氏の「六畳間のピアノマン(改題=逃げ出せなかった君へ)」を原作に、ビリー・ジョエルの名曲「ピアノ・マン」の調べにのって制作される。 人々が集うピアノバーを舞台にした同曲をめぐり、動画投稿サイトに「六畳間のピアノマン」を名乗る青年が歌唱をアップした。そこから始まる物語4本が順次、描かれていく。 第1回に出演する加藤は、ピアノマンこと夏野誠と元同僚の設定。誠はパワハラを受け、交通事故で亡くなっていた。加藤演じる村沢憲治は、誠の死後8年、人との関わりを避けるように生きてきた。が、派遣先の職場で再び、パワハラを目撃。かつての自分との葛藤に苦しみつつも、動き始める。 加藤は「台本を読んで、人の弱さと強さを同時に感じました。本作を見てくれた方が、ほんの少しでも前に進む力を受け取ってもらえるよう、村沢という男を演じたい」とコメントした。 第2回は段田安則が誠の父、夏野泰造として登場。妻を亡くし、1人で育ててきた愛息を交通事故で失い、8年を経て、孤独に定年退職を迎えた。その泰造の前に、息子にパワハラをしていた元上司の上河内秀人(原田泰造)が現れる。 そして第3回は、原田演じる誠の元上司、上河内がメインになる。パワハラで会社を追われ、こども食堂を切り盛りする芳江に出会い、光を見いだす。 最終話の第4回は、南沙良が、地下アイドルの顔を持つ女子高生、有村美咲として出演。自分の音楽を追い求めて創作活動をしながらも、将来に思い悩む。 制作統括の内田ゆきチーフ・プロデューサーは「『六畳間のピアノマン』をめぐる4つの物語に、すばらしい出演者の方々が集まってくださいました。それぞれが交わって起こる化学反応、見えてくる希望、ひとりぼっちではないという思いを新たにしていただければ」と話している。

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(2020/11/05)