【WEC】プライベーター”不在”の最終戦、LMP1のサクセスハンディキャップ調整。トヨタ2台の差は変わらず(motorsport.com 日本版)

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 世界耐久選手権(WEC)のシーズン最終戦、11月14日に行なわれるバーレーン8時間レースのサクセスハンディキャップが発表された。LMP1クラスにはプライベーターが参戦せず、トヨタ2台のみがエントリーしているため、2台のポイント差のみが考慮されることになった。 【動画】2020年ル・マン24時間:フルレースハイライト  これにより、チャンピオンシップをリードするトヨタ8号車(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/ブレンドン・ハートレー)は1周あたり0.54秒のハンディキャップを背負う。対して、7ポイント差で僚友を追うトヨタ7号車(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)はハンデなしとなる。  トヨタ勢とプライベーターの差を縮めるため、今季LMP1クラスに導入されたサクセスハンディキャップは、ポールポジションの獲得ポイントをカウントせず、ランキングワーストのマシンとのポイント差に基づいて計算される。しかし、バーレーンの最終戦にはレベリオン、ジネッタ、バイコレスは参戦しないため、FIA耐久委員会はプライベーター勢を計算から除外した形だ。  システムが変更されなかった場合、8号車は1周2.70秒、7号車は2.16秒のハンデを背負うはずだった。今回のシステム変更によりトヨタ2台のハンデ差は変わらないものの、LMP2クラスとのパフォーマンス差が広がることでレースはしやすくなるはずだ。  トヨタは、欠場車両をハンディキャップの計算から除くよう申請したと認めている。また、8月に行なわれたスパでのレースでも、同様の申請を行なっていたようだ。つまり、このレース以降欠場しているジネッタ勢のポイントを考慮しないよう要請したわけだが、当時はレベリオンがこの提案を拒否した。  TOYOTA GAZOO Racing ヨーロッパのテクニカルディレクターであるパスカル・バセロンは、バーレーンにはプライベーター勢が参戦しないにも関わらず、ハンデを維持することにトヨタが同意したと語った。 「サクセスハンディキャップはマシンそれぞれに適用されるので、バーレーンではトヨタがLMP1唯一のマシンであることは関係ない」 「サクセスハンディキャップの影響はシーズンを通して考慮されなければならないが、今季はこれまでの6レース中3レースで7号車が不利な状況にあったのに対し、8号車は1回だけ

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(2020/11/05)