福井県5市町が「あつ森」に支所オープン バーチャル職員派遣、丹南地域プロモーション(福井新聞ONLINE)

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 福井県の丹南地域の知名度アップを目指して県丹南広域組合は11月4日、人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」を使ったPR活動を始めた。ゲーム内の「島」に開設した「支所」に、バーチャルの担当職員としてインターンの大学生を派遣。島を訪れる多くのプレーヤーと一緒に、丹南に関するイベントや建物づくりをゲーム内で進めていく。同組合は「仮想空間の体験を現実の体験に結び付け、丹南ファンの獲得につなげたい」と話している。  支所名は「たんなん島(とう)支所」。仁愛大学コミュニケーション学科4年生の「丹南ともみ」さんがインターンの担当職員として派遣された、という設定だ。ともみさんと交流できる支所の“開設日時”は今後、ツイッターで発信される。  今はまだ何もない島で、学生のともみさんとプレーヤーが会話し、時には相談して助けてもらいながら島に丹南に関する展示施設を建てたり、イベントを開いたりしていくという。  仮想の展示やイベントと連動させた企画を、実際に市内の展示施設や公園などで実施することも視野に入れる。今後の展開には、仁愛大学の安彦智史准教授のゼミ3年生たちが協力していく。同大はともみさんに学生証も発行した。同組合によると、プレーヤーと島づくりをする自治体プロモーションは全国で初めて。  同組合は越前市、鯖江市、池田町、南越前町、越前町で構成。2市の若手職員を中心に7月からアイデアを練ってきた。新型コロナウイルスの影響で観光出向宣伝などが制限される中、20~30代をターゲットに地域の知名度向上とファンづくりを進めることが最大の目的。同組合は「継続性と緩さを伴った活動にしたい」と強調する。  この日は、越前市役所でスクリーンの中のともみさんに組合管理者の奈良俊幸市長が辞令、仁愛大学の田代俊孝学長が島開拓のためのスコップを“手渡し”た。立ち会ったゼミ生たちは「とても楽しいプロジェクトでわくわくする」「自分たちも活動を通じて丹南の理解を深めたい」などと張り切っていた。  支社の情報は公式ツイッター(「丹南ともみ」で検索)で発信していく。

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(2020/11/05)