マイナス影響は「期初見通しより大きい」が通期業績予想は変更なし 2Qの受注は回復傾向(BCN)

【リンク先抜粋】
 NECは10月29日、2020年度(21年3月期)の上期決算を発表した。売上高は前年度比9.2%減の1兆3150億円、営業利益から突発的な要因を除いた調整後営業利益は同48%減の290億円となった。新型コロナウイルスによる市況悪化が最大要因だが、大型案件の減少やビジネスPC特需の反動も影響した。  受注動向は回復の兆しを示している。政府が20年度補正予算で「GIGAスクール構想」の前倒しを打ち出したことも追い風となり、社会基盤セグメントではビジネスPC需要減をGIGAスクール需要で補いつつある。第2四半期(2Q)の受注額は前年度比で41%増になった。  期初には新型コロナの業績への影響を「営業損益で500億円程度のマイナス」としていたが、これを精査し、マイナスの影響は650億円に拡大すると見ていることも明らかにした。ただし、「費用節減やニューノーマル需要の獲得などの施策により、この影響は相殺できる範囲」(新野社長)として、売上高3兆300億円、営業利益1500億円、調整後営業利益1650億円などの20年度通期業績予想は変更していない。(本多和幸)

続きはこちら

(2020/11/05)