2020年上期の純利益は7.3%増 ビジネスセグメントが拡大(BCN)

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 KDDIは10月30日、2020年上期(4月~9月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比1.1%減の2兆5371億9600万円、営業利益は6.4%増の5887億6300万円、純利益は7.3%増の3728億9900万円となった。  企業向けに通信サービスやICTソリューションなどを提供するビジネスセグメントの売上高は、前年同期比3.7%増の4762億2700万円に拡大した。中期経営計画では、22年3月期で1兆円の目標を掲げており、進ちょく率は50.1%になった。高橋誠社長は「目標達成に向けて順調に推移している」と述べた。営業利益は8.3%増の900億5300万円だった。  ビジネスセグメントでは、コロナ禍の働き方支援策として、7月にインターネットをベースとしたIT環境を実現する「マネージドゼロトラストソリューション」を発表。第5世代移動通信システム(5G)超低遅延サービスの提供に向け、アマゾンウェブサービス(AWS)との協業による「AWS Wavelength」の実証実験も同月に開始した。  高橋社長は、5Gを中心に「Society 5.0」を加速させる「KDDI Accelerate 5.0」について「多くのパートナーと5G時代のデジタルトランスフォーメーションを推進していきたい」と強調し、同日現在、「KDDI 5G ビジネス共創アライアンス」にITベンダーなど18社が参加していると紹介した。今年12月に、応用研究の拠点となる「KDDI research atelier (リサーチアトリエ)」を東京・虎ノ門に開設することも紹介した。  このほか、トヨタ自動車との新たな業務資本提携を発表。街や家、人、クルマのすべてがつながる社会を見据えて連携をさらに強化し、通信プラットフォームや次世代コネクテッドカー向け運用管理システムの開発などに共同で取り組むと説明した。(齋藤秀平)

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(2020/11/05)