ペットのオウム、飼い主を火災から救助 オーストラリア(BBC News)

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オーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンの住宅で3日、真夜中に火災が発生した。住んでいた男性は、ペットのオウムに起こされて難を逃れたという。 アントン・グエンさんはオーストラリア放送協会(ABC)の取材で、「大きな音がして、オウムのエリックが叫び始めたので起きると、煙の臭いがしたんです」と語った。 「エリックを抱えて部屋から出ました。家の裏を見ると炎が上がっていたので(中略)急いで1階に降りました」 消防隊が駆けつけた4日午前1時ごろには、炎は家全体に回っていた。鎮圧には1時間を要した。 ひとり住まいのグエンさんはかばん1つとエリックだけを抱えて逃げ出したが、けがはなかった。 クイーンズランド消防局のキャメロン・トーマス調査官によると、エリックは繰り返し「アントン!」と叫んで警告した。 「住宅には火災報知器もあったが、報知器が鳴る前にオウムが知らせてくれた」 出火原因はまだ不明で、調査が続いているという。 (英語記事 Parrot saves Australian man from house fire)

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(2020/11/05)