専門家をも唸らす大接戦の米大統領選 "アメリカの良識"はどう働く?(FNNプライムオンライン)

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フジテレビ・風間晋解説委員: 日本時間で4日夕方4時過ぎに、トランプ大統領の事実上の勝利宣言。勝手にやったらダメだろともいえますが、受け止めは。 慶應義塾大学・中山俊宏教授: 選挙結果の確定までに時間がかかるから、敗者は潔く敗北を認め、勝者は勝利宣言を行う。これはルールではないが、長年の間に生まれてきた権力の平和的移譲のための規範。それを完全にぶち壊すような行為で、トランプ氏はどこまでもトランプ氏だという感じ。 国際政治学者・三浦瑠麗氏: ツイッターでよくある、フェイクニュースを広めたとしても放置して流れていけばいいや、という非常にSNS的な感覚。平和的権力移譲のための伝統的な儀式がそこに使われてしまっている。 同時に、トランプ氏は支持者に対して「こんなに主力メディアが不利な報道をし続けたのに俺たちはやってやったよな」と呼びかけている節がある。これは真実を軽視する態度であると同時に、主要メディアが実際に党派的な報道をしてきたから、主張が支持者に説得力を持ってしまう。トランプ氏が接戦州をことごとく落として大敗していれば使えなかった戦術。 中山: 状況を混乱させ、法と秩序という言葉をもう一度発する状況ができれば、トランプ氏にとっては有利。今は民主党にストレスがかかっており、一触即発の部分がある。何かが起きれば有利だとトランプ氏の頭にあるのだろう。

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(2020/11/05)