株・ウォン・債券トリプル高 米大統領選「バイデン氏勝利」観測で=韓国(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】開票が続く米大統領選で民主党候補のバイデン前副大統領が当選に必要な選挙人の過半数(270人)獲得に迫っているなか、韓国の金融市場では5日、株高、債券高、ウォン高の「トリプル高」となっている。  韓国株式市場で、総合株価指数(KOSPI)は5日午前10時10分現在、前日比35.13ポイント(1.49%)高の2392.45を付けている。前日比16.09ポイント(0.68%)高の2373.41で寄り付き、上げ幅を広げた。  特に、代表的な新成長分野に挙げられるバイオ、2次電池関連の大手企業株が大幅高となっている。サムスンバイオロジックスが急騰し、SKイノベーション、サムスンSDI、LG化学など2次電池関連株も大きく上昇した。  また、ソウル外国為替市場で、同時刻のウォンの対ドル相場は前日比6.8ウォン高・ドル安の1ドル=1130.9ウォンとなっている。前日比7.7ウォン高の1ドル=1130.0ウォンで取引を開始した後、一時は1ドル=1120ウォン台までウォン高が進んだ。  バイデン氏の勝利が有力になり、ドル安継続への期待とリスク資産の選好姿勢が戻ったことなどが影響したようだ。  債券価格も上昇(債券金利は低下)している。国債の先物市場で、同時刻の10年物国債先物は前日比30ティック上昇の131.94で取引された。米大統領選と同時実施の議会選で、共和党が上院の過半数を維持するとの見通しを受け、積極的な財政拡大策への期待が後退したためとみられる。  教保証券のアナリストは「米大統領選というイベントが終了に近づき、不確実性や政策関連の混乱が取り除かれるとの期待が市場に反映されたようだ」と話している。

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(2020/11/05)