「島耕作」の弘兼憲史氏が惚れた 堤智恵子が奏でる魅惑のジャズ・サックス(スポーツ報知)

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 ジャズ・サックス奏者の堤智恵子がアルバム「A Sunday’s Dream」(10月30日に配信限定リリース)でキレのある演奏を披露している。全10曲を収録。時には哀愁を漂わせ、時には明るく快活に、多彩な音色を奏でる。  堤のサウンドにほれ込むのが、「島耕作」シリーズで知られる漫画家の弘兼憲史氏。漫画を描きながら音楽を聴くのが常という弘兼氏が、たまたまYouTubeで演奏を耳にして、ライブに足を運ぶほどのファンに。CDジャケットにイラストを提供するなど交流を重ねてきた。  今回のアルバムは堤の数多くのオリジナル作品から弘兼氏が10曲を選び、新たにレコーディングしたもの。本作のYouTube動画イラストは堤本人とサックスが描かれ、これは弘兼氏が描き下ろした。  堤は1994年、「今田勝&NOWIN」に抜てきされ、プロ活動をスタート。ジャズのオリジナル曲、スタンダード、歌謡曲など幅広い作品を発表し、評価を得た。18年には弘兼氏の漫画「部長風花凛子の恋」がテレビドラマ化され、劇中で「マイフェイバリットシングス」を演奏。ドラマ「黄昏流星群」では、堤が作曲した「潮騒」が起用された。  「A Sunday’s Dream」について、堤は「全曲改めて収録をし直し、アップテンポで明るい曲から哀愁のあるメロディまで、以前とは違った仕上がりになっております」とコメント。  弘兼氏は「彼女の良さ(気に入っているところ)は即興演奏の素晴らしさである。何度も同じナンバーを聴いたが、即興のパートは一つとして同じものがない。それだけフレーズの引き出しをたくさん持っているということだろう。ジャズのグルーブ感、ブラジル音楽のサルダージ、歌謡曲テイストのメロウな曲調、そしてバラードの哀切、どれをとっても秀逸だ」と魅力を語る。「どちらかと言えばアップテンポの演奏が得意な彼女だが、今回はスローなヒーリングミュージックのアルバムを作りたいという要望をもとに、彼女の多数あるオリジナル曲の中から選曲させてもらった。休日の黄昏時に、あるいは深夜のドライブにピッタリの“泌みる曲”を集めた」と話している。

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(2020/11/05)