ロッテ・沢村、メジャー“行く気マンマン” 水面下で準備着々(夕刊フジ)

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 ファーム調整が続いていた巨人から9月にトレードでロッテに加入し、ブルペンの貴重な戦力となった沢村拓一投手(32)。移籍のおかげで10月には海外フリーエージェント(FA)権を得ることに成功し、今季終了後の米大リーグ移籍へ準備は万端のようだ。 【写真】沢村に複数のMLBチームが興味を持っている  海外FA権の取得条件を満たした10月17日には粛々と、「チームが優勝争いをしていますので、今はそのことしか考えておりません」というコメントを発表した剛腕。だが水面下では、海を渡る準備を着々と進めていた。  米大手代理人事務所のワッサーマン・メディア・グループと結びつきが強いマネジメント会社と契約。在京球団の編成関係者が「もうメジャーに行くということだろう」と受け止めるように、すでに“行く気マンマン”とみていいだろう。  同社には前マリナーズの巨人・岩隈久志投手のほか、マリナーズ・平野佳寿投手、ツインズ・前田健太投手ら現役メジャーリーガーが在籍。さらにロッテの同僚でも、かつてメジャーで活躍した吉井理人投手コーチ、昨年オフの契約更改でポスティング制度を利用しての米移籍を直訴した石川歩投手と契約している。  10月26日には米球界のトレード情報を報じる米サイト「トレード・ルーマーズ」で、「ヒロカズ・サワムラはメジャー球団の関心を集めている」と特集。近年日本からメジャーに移籍した救援投手として、パドレスと2年380万ドル(約4億円)で契約した牧田、ブルージェイズと1年100万ドル(約1億500万円)で契約した元阪神・ドリスらを例に挙げ、沢村も今オフに続く可能性を報じている。  巨人では背信投球で信頼を失い優勝の輪に加われなかった沢村だが、新天地ではセットアッパーとして大車輪の活躍。海の向こうに猛アピールを続けている。3日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)では8回に登板すると、空振り三振2つを奪い三者凡退。防御率は再び2点台を切り1・96とした。(塚沢健太郎)

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(2020/11/04)