オリックス(8591)、配当予想を発表して、配当利回り5.9%に! 2021年3月期の年間配当額を前期と同額の「1株あたり76円」となり、12期連続“非減配”を達成へ(ダイヤモンド・ザイ)
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オリックスは、「未定」としていた2021年3月期の配当予想を発表し、前期比で”横ばい”の「1株あたり76円」とする予想を、2020年11月2日の15時に発表した。これにより、オリックスの配当利回り(予想)は5.97%となった。
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オリックスは、「未定」としていた2021年3月期の予想配当を、中間配当(9月・権利確定済み)が「35円」、期末配当(3月)が「41円」、合計の年間配当額は「1株あたり76円」とすると発表した。
オリックスの2020年3月期の配当は「1株あたり76円」だったので、前期比で「横ばい」となる見込み。
オリックスは今回、配当予想とともに業績予想も発表しており、2021年3月期は前期比で「減益」の業績予想となっている。一方で、オリックスは2021年3月期の配当について、「配当性向50%もしくは1株あたり通期配当金76円のいずれか高い方を採用し、通期配当予想を決定することにした」としており、最低でも「1株あたり76円」の年間配当額を維持する見通しを示している。
なお、配当予想や業績予想、自己株式の取得などが発表されたことを受けて、オリックスの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2020年11月2日)の終値1271円より51円高い1322円(+4.01%)を記録しており、祝日明けの株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
●オリックスの過去14期の配当の推移は?
■オリックス(8591)の過去14期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2008/3
26円
2015/3
36円
2009/3
7円
2016/3
45.8円
2010/3
7.5円
2017/3
52.3円
2011/3
8円
2018/3
66円
2012/3
9円
2019/3
76円
2013/3
13円
2020/3
76円
2014/3
23円
2021/3
76円
(予想)
オリックスは2010年3月期から連続増配を継続していたものの、2020年3月期の年間配当額は前期比で「横ばい」だったため、連続増配期間は”10期”でストップしてしまっていた。しかし、2021年3月期の配当予想「1株あたり76円」が予想通り実施されれば、