集団食中毒で幼稚園園長など6人起訴=韓国(WoW!Korea)

【リンク先抜粋】
6月の集団食中毒が発生したキョンギド(京畿道)アンサン(安山)の某幼稚園園長と栄養士、調理師など、裁判に持ち越された。 【写真】もっと大きな写真を見る 水原地検安山市庁強力保健犯罪専担部(アン・ドンワン部長検事)は、業務上過失致傷と公務執行妨害などの疑いで安山某幼稚園A園長(63)と栄養士Bさん(46)、調理師Cさん(48)ら3人を拘束起訴したと3日明らかにした。 また、保健当局の疫学調査を妨害した疑い(公務執行妨害など)で幼稚園の先生Dさん(32)と食材納品業者Eさん(57)、肉類納品業者Fさん(48)ら3人を在宅起訴した。 検察によると、Aさんなどは去る6月、その幼稚園で衛生管理をおろそかにし、腸管出血性大腸菌が検出されたとされる給食を提供した業務上過失で合計97人の幼稚園園児が食中毒などに感染された疑いを受けている。 保健当局は、疫学調査で幼稚園の内部に食中毒菌である腸管出血性大腸菌は検出されなかったが、警察は、幼稚園での感染以外他の可能性がないと判断した。 警察は去る6月12日の昼食に出された牛肉を納入後、適切に管理せず、食中毒菌が他の食材や調理器具に移り、感染を誘発したと推定している。 検察は今回、その幼稚園で発生した食中毒の集団発症の原因が幼稚園の給食と推定されるとしている。 原因と思われる病原体は、腸管出血性大腸菌O-157菌で被害者の大腸菌遺伝子指紋分析の結果、92.3%一致し、被害者が食べた場所と食べ物が幼稚園給食という唯一の共通点であると判断をしている。 ただし、A園長などが保存食廃棄など意図的な疫学調査妨害行為を犯し、給食の中の食品によって食中毒などの感染症が起きたかは確認できなかったと検察は説明した。 検察は、事件発生前の1月から4月まで、その幼稚園で調理師を雇うなどしないまま、給食を提供した事実と、栄養士が平日約1時間30分だけ勤務し、献立作成・食材検収・配食管理などの職務を履行していないという事実などが追加で確認された。 この幼稚園が肉類などの食材検収を適切に進めず、食材保管冷蔵庫の推奨使用期限(8年)が経過したことも確認したと明らかにした。 冷却機能が60%以下である23年前の冷蔵庫に食材を保管した業務上過失も明らかになったと伝えられた。

続きはこちら

(2020/11/03)