「トランプ氏の方が意外とディフェンスにまわっています」……米大統領選きょう3日投票日 激戦の行方は(ニッポン放送)

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4年に1度のアメリカ大統領選挙日本時間の今夜8時から各州で順次投票が始まる。共和党のドナルド・トランプ氏と民主党のジョー・バイデン氏が大統領の座を争う今回の大統領選挙、激戦の行方はどうなるのか。2008年、2012年、2016年のアメリカ大統領選で民主党陣営に参加して実地調査を行うなどアメリカ大統領選挙を独自の視点から調査、分析している明治大学政治経済学部教授でワシントンにあるアメリカン大学元客員研究員の海野基央氏が解説した。 辛坊)海野さんの予測だと、真っ当な選挙が行われたらバイデンさんが勝つだろうという読みですね。 海野)ペンシルベニア州でトランプさんが追い上げてきています。 辛坊)どのくらい追い上げてきているのですか。 海野)平均2ポイントちょっとです。 辛坊)それはなぜですか。 海野)それはバイデンさんが石油産業から再生可能エネルギーに変えるというのに対して、トランプさんは「バイデンは石油産業をつぶす、天然ガスの採掘に反対している」と強いメッセージを発しています。そのため世論調査をみるとバイデンは天然ガスを禁止するというのが50%超えています。バイデンさん、ペンシルベニア州を落とすと負けます。ここを取るのはマストです。 辛坊)いまの段階でもわからないということですね。 海野)トランプ大統領が追い上げてきていますから。ペンシルベニア州では有権者登録した人が900万人います。それで民主党の方が70万人多いです。4年前の選挙でトランプさんはヒラリーさんに対して4万4000票で勝っていますから70万人も有権者登録した人が多いです。数字で言ったらバイデンさんが有利です。 辛坊)そこがフタを開けてみないとわかりませんね。他の注目州はどこですか。 海野)注目はやはりフロリダです。フロリダをどちらが取るかどうか、明日みるところはトランプさんが取りこぼしかないかどうかです。バイデン陣営は3つの戦略を持っています。1つの戦略は中西部ミシガン州とウィスコンシン州を取ることです。それにペンシルベニア州を付けるという戦略です。あとサンベルトいわゆるフロリダとかノースカロライナを取る戦略です。そして共和党の牙城をつぶす戦略です。バイデンさんはペンシルベニア州にこの2日間こもっていましたから狙いはペンシルベニア州を守って、ミシガン、ウィスコンシン州を勝てそうなのでこの

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(2020/11/03)