【米大統領選2020】 いよいよ投票日 分断深まる国はどちらを選ぶ(BBC News)
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アメリカが3日、大統領選の日を迎えた。東部の州から次々と投票が始まっている。ここ数十年で最も国を分断させたと言われる大統領選で勝利するのは、共和党の現職ドナルド・トランプ氏か、それとも民主党のジョー・バイデン氏か。有権者の票が決する。
最も早く投票が始まった北東部ヴァーモント州では、午前5時(日本時間午後7時)に投票所が開いた。各地の投票所で早朝から行列ができている。
一方ですでに1億人近くが、期日前投票を済ませている。期日前投票の数としては記録的で、投票率も過去100年の大統領選で最高になると見込まれている。2016年大統領選の投票総数は1億3800万票だった。
全国規模の世論調査では、バイデン氏が安定してリードしている。ただ、選挙結果を左右する激戦州では、その差が縮まっている。
トランプ、バイデン両候補は2日、最後の選挙戦を激戦州で繰り広げた。
3日の動静については、トランプ氏は主にホワイトハウスで過ごす見通し。夜にはホワイトハウスで数百人を招いたパーティーが予定されている。一方のバイデン氏は同日朝、地元デラウェア州で、前妻や娘、息子ボー・バイデン氏など家族が埋葬されている教会を訪れた。日中は、生まれ故郷のペンシルヴェニア州スクラントンなど最後の動員集会を開いた後、デラウェアの自宅に戻る予定という。
■激戦州の動向は
激戦州とは、どちらの候補が勝ってもおかしくないとされる州を意味する。アメリカでは多くの州は、共和党支持か民主党支持かがおおむね固定している。それだけに、どちらに転ぶか分からない州、その中でも選挙人が多い州が、勝敗に大きく左右する。
今年の選挙では、ペンシルヴェニア、フロリダ、ミシガン、ウィスコンシン、ノースカロライナ、アリゾナの各州が、そうした激戦州とされている。
米調査サイト「RealClearPolitics」によると、激戦州での支持率の差は次の通り――。
・フロリダ:バイデン氏1.8ポイントリード
・ペンシルヴェニア:バイデン氏2.6ポイントリード
・ミシガン:バイデン氏5.1ポイントリード
・ウィスコンシン:バイデン氏6.7ポイントリード
・ノースカロライナ:トランプ氏0.2ポイントリード
・アリゾナ:バイデン氏0.9ポイントリード
■州ごとの勝敗の積み