57歳のパリジェンヌ、フィリピーヌ・ルロワ=ボリュー、“色気”のお作法(VOGUE JAPAN)

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そんな本作で私が注目したのが、エミリーの意地悪な女上司役(『プラダを着た悪魔』でいうメリル・ストリープの役柄)シルヴィーを演じる女優、フィリピーヌ・ルロワ=ボリューだ。常に巻き髪にメイクばっちりのエミリーに対し、シルヴィーは無造作ヘアにナチュラルメイク。ファッションも、派手色×ミニスカートのエミリーに対して、モノトーンでシンプルシックなシルヴィーという“アメリカンガール”V.S.“パリジェンヌ”の対比がわかりやすく、興味深い。 イタリア出身のフィリピーヌは現在57歳と知り、そのアラカンには見えない“現役感”と美しさに驚く。劇中での彼女は、アラサーのリリーにも負けない(むしろ勝っているかも)女性らしくセクシーな魅力に溢れているのだ。シンプルながらスリットの深いタイトスカートを見事に着こなす、スラリとしたスタイル。タバコを燻らせシックな装いに身を包む姿は、私がイメージするコケティッシュなパリジェンヌのイメージそのもの。

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(2020/11/03)