巨人・戸郷1球に泣く…プロ初完封勝利ならず 9回は続投志願「僕も身を削って投げないと」(東スポWeb)

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 巨人の2年目右腕・戸郷翔征投手(20)が3日の広島戦(マツダ)で1球に泣き、プロ初完封勝利を逃した。  2―0の9回二死一塁。菊池涼に投じた139球目、初球144キロ直球を捉えられた。風に乗ったボールは右翼スタンドに飛び込むまさかの同点2ラン…。背番号13はぼう然と見送るしかなかった。  プロ初完封、9月27日以来約1か月ぶりの白星、そして新人王争いで広島・森下に1勝差へ迫る9勝目。そのすべてが一球で霧散した。それでも若武者は切れることなく自己最多146球を投じ9回を投げ切った。  原監督は力投した戸郷に「ナイスピッチングでした。糧としてくれるでしょう」とうなずいた。8回を投げて既に球数127球。9回続投は「本人に強い意志があったからね」と戸郷の気持ちをくんでのものだった。  指揮官の計らいに応えられず戸郷は「(新人王の)ライバルは森下選手(広島)ですし。そこを倒すには僕も身を削って投げないといけないので。ツメの甘さが今の結果になっていると思います」と唇をかんだ。 「夢舞台」で悔しさをぶつけるしかない。予定では中6日で10日の阪神戦(甲子園)に登板し、大一番の日本シリーズを迎える。「あともう1回投げられると思うので。そこに全力を出して、日本シリーズの先発の切符をつかめたら」。このままでは終われない。      

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(2020/11/03)