1点差守り抜いた西武、2位ロッテに並ぶ セーブの増田は球団新記録(産経新聞)
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西武が3日、日本ハムを下した。
ついにロッテと肩を並べた。5-4で迎えた九回に登板した西武・増田は三者凡退で締めくくり、チームを2位タイに浮上させた。豊田投手コーチの球団記録を更新する136セーブ目を挙げた守護神は「1個1個アウトを積み重ねようとマウンドに上がった」と今季最多1万1392人を前に胸を張った。
日本ハム打線を寄せ付けなかった。3番西川に続き、4番中田を151キロの直球で三振に仕留めると、5番太田を144キロのスライダーでなんなく右飛に打ち取った。相手主軸を12球で凡退させた。
どちらに転ぶかわからないシーソーゲーム。打線がパッとしなくても、辻監督が「後ろがしっかり抑えてくれる」と信頼するリリーフ陣がリードを守り抜くのが今の西武だ。「僕の前の投手陣がいい流れを作ってくれたおかげ」。増田は自分の前に継投した平良らと1点を守り切ってつかんだ勝利に笑みを浮かべた。
4日の日本ハム戦が今季の本拠地最終戦。その後は敵地での楽天、ロッテ戦が控えている。「5試合全て勝つ」と増田。しぶとく白星を積み重ね、クライマックスシリーズ進出をつかみ取る。(五十嵐一)