ラグビー松島「楽しめている」 仏クレルモンで奮闘中（産経新聞）
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ラグビーの２０１９年ワールドカップ（Ｗ杯）日本代表で、フランス１部リーグ・クレルモンのＦＢ松島幸太朗（２７）が３日、オンラインで会見し、「すべての環境にも慣れ、練習も試合もスムーズにできている。今はすごく楽しめている」と手応えを口にした。
今季移籍した松島は１０月２４日のポー戦でリーグ戦初トライを含む２トライを決めるなど、ここ３試合はフル出場してチームのリーグ戦４連勝に貢献。「コミュニケーションも連係もとれている。いい方向に向かっているんじゃないか」と自信を示した。懸念はフランスで感染が再拡大している新型コロナウイルス。外出制限措置も始まっており、「まだ家に食材はあるが、不便さを感じると思う」と心配そうに話した。
親交のあるボクシングのバンタム級世界２団体統一王者、井上尚弥（大橋）の米ラスベガスでの防衛戦を、自身の試合があった当夜にリアルタイムで観戦したそうで、「ＫＯで勝つといって有言実行している。安心感を与える強さがある」とうなった。
コロナ禍で今年の日本代表活動がなくなったことには「しようがない」と理解を示し、来年６月に初対戦が決まった全英代表ライオンズ戦について「なかなかやれる相手じゃない。特別な試合に出たい」と意欲を示した。
