中日伊藤準規、トライアウトへ全力「準備していく」(日刊スポーツ)

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中日は3日、名古屋市内の球団事務所で戦力外通告を行った。地元愛知出身でエース候補生だった12年目の伊藤準規投手(29)をはじめ、小熊凌祐投手(30)、阿知羅拓馬投手(27)、鈴木翔太投手(25)、石川駿内野手(30)、育成契約の浜田智博投手(28)、大蔵彰人投手(26)の7選手に来季契約を結ばないことを通達した。 【写真】戦力外通告を受け事務所を後にする伊藤準規      ◇     ◇     ◇ 落合、高木監督らの期待を一身に受けた地元出身のイケメン右腕が中日を去ることになった。 「高校から入団して12年間、お世話になった球団関係者の皆さんへの感謝。ファンや応援していただいた人への感謝の気持ちがあふれてきました」 球団事務所で戦力外を通告された伊藤準は、真っすぐ前を見つめながら、言葉を選んだ。 地元愛知出身。08年、常勝だった落合政権時に岐阜城北からドラフト2位で入団した。187センチの長身に甘いマスク。最速153キロの右腕は、エース候補生として背番号18を与えられた。デビュー戦は09年9月30日の巨人との本拠地最終戦。「立浪さんの引退セレモニーが行われた試合で初登板したこと。プロ人生のスタートでいい思い出です」。レジェンドの最終戦で、ファンが詰めかけたナゴヤドームのマウンドから見た風景を思い起こした。 2年目で開幕ローテ入り。2戦目の10年4月4日阪神戦で8回1失点で初勝利を挙げた。追い風に乗ったかに見えたが、その後は故障に泣かされた。背番号も14年から65番に変更。昨年10月に右肘関節形成術を受け再起を期したが、ウエスタン・リーグ8試合の登板で、1軍昇格を果たせなかった。 「今季もケガをして勝負の舞台に立てなかった。いまは元気に投げられる。トライアウトに向け準備をしていきたい」。やり残したものを取り戻す1カ月に全力で挑む。【伊東大介】 ◆伊藤準規(いとう・じゅんき)1991年(平3)1月7日生まれ、愛知県出身。中学時代は父が創設したヤングリーグ西尾張ドリームスで全国大会に出場。岐阜城北では1年からエースを務め、08年ドラフト2位で中日入団。昨年10月に右肘関節形成術を受けた。プロ通算83試合7勝11敗、防御率4・26。今季は1軍登板がなかった。187センチ、80キロ。右投げ左打ち。

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(2020/11/03)