飼育員とっておきの1枚 平川動物公園で「親バカ写真展」(MBC南日本放送)
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鹿児島市の平川動物公園では、動物たちの珍しい姿などをとらえた飼育員による写真展が3日から始まりました。
3日から始まった「飼育員の親バカ写真展」は、普段はなかなか見られない飼育員ならではの写真が並ぶ、去年から始まった人気企画。愛情たっぷりのコメントともに35枚が展示されています。
【特訓中につき、アシカらず】『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、アシカも動かじ』
山本五十六の有名な言葉をもじったコメントとともに紹介されたのは、飼育員によるアシカの指導の写真です。飼育員は懸命ですがアシカは・・?
(アシカ担当・永榮大樹さん)「ポカーンとしていて、あまりピンとしていなかったみたいですね」
ライオンが気持ちよさそうにお昼寝する様子は、飼育員もうらやましいようで・・
(ライオン担当・伊藤僚さん)「気持ちよさそうに寝てるなあと。それを見ると僕も早く帰ろうと思いますね」
そして、子どもたちに人気だったのは・・鼻のてっぺんに桜の花びらをのせたカワウソ。春を喜んでいるようで見ている側も癒されます。
そして、珍しい姿も。木の上をよく見ると1匹のミーアキャット。どうやら天敵から群れを守ろうと、展示場内の一番高い木に登って見張りをしていたようです。
(記者)「仲間に危険を知らせるために木に登る様子、なかなか見られないということなんですが、きょうは私たちにもその姿を見せてくれました」
こうした姿は飼育員にとっても珍しいといいます。
動物たちのとっておきの姿をとらえた「飼育員の親バカ写真展」は、来月28日まで開かれます。