【バレー】清水邦広インタビュー「振り返ると悔しいことが多かったですが、最後に『よかったな』と笑って終わりたい」(バレーボールマガジン)
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長らく日本代表のオポジットとして活躍し、2020年度も代表に選出されたパナソニックパンサーズのエース、清水邦広選手にお話を伺った(取材日は3月6日、4月22日及び6月29日)。
パナソニックパンサーズは2019-20シーズンのファイナルをフルセットの激戦の末落とし、準優勝となった。ファイナルは無観客試合。そして日本は「緊急事態宣言」を発出。東京オリンピックも1年延期となった。そんな中で、34歳のベテランエースは何を感じ、どう過ごしてきたのか。
――残念な結果になったファイナルですが、振り返って。
清水:僕としては、リーグを通して戦うのは2年ぶりだったので、途中で脱落することなく戦い抜けたのは良かった。
――リーグの途中からだんだん調子があがってきた感じですか?
清水:2レグは少し落としてしまったんですけど、全体的にはコンディションをあげていくことはできました。
――特に3レグのサントリー戦、ジェイテクト戦では、その前のレグで敗れていた相手に勝つことができました。
清水:サントリー戦はジェイテクトに勝てていい雰囲気のときに勝つことができました。レギュラーラウンド1位になるか2位になるかの分かれ目だったので、そこが重要なポイントだったと思います。
――レギュラーラウンドと決勝は違うといいますが、途中でファイナルは中止になったという誤報が出たり、無観客だったりやりにくさにつながりましたか?
清水:正直言えばやりにくかったのは確かですが、それを言うと、言い訳になってしまう。最後のファイナルに関しては、誰が出ても悪くなく、全力を尽くすことができたと思います。
――ジェイテクトにはレギュラーラウンドでは勝ち越していましたが…。
清水:ジェイテクトの特徴は、サーブが入ってくるとすごく強かった。強いサーブが入ってきた試合は負けて、入ってこなかった時は、勝てていた。
ファイナルに関しては、僕たちがサーブで攻められた は取れたし、逆にサーブで押さえられたときに、僕がポイントを取れなかったです。
――ジェイテクトは、金丸選手をレギュラーラウンドからパナソニック戦のキーパーソンにしていたようですが。金丸選手のブロックはどうでした?
清水:そこまで意識しませんでした。
特に、控えの選手、袴谷選手はあの状況の中でサーブポイントをとってきた。それは大きかったですね。こちら