秋の叙勲 県内から168人受章/埼玉県(テレ玉)

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ことしの「秋の叙勲」の受章者が3日発表され、県内からは168人が受章しました。 長年、地方自治の発展に功績があったとして「旭日小綬章」を受章した元県議会議員で弁護士の荒川岩雄さん81歳です。 荒川さんは、さいたま市議会議員などを経て、2003年に県議会議員に初当選、以降、4期16年務め、地域社会の発展に力を尽くしてきました。 荒川さんは「素直に嬉しかったですね。昭和の戦前から今まで生きてきて、はっきり言えば無事だった、真面目に生きてきたという証だろうと」と受章の喜びを語りました。 地域を回るときは、用意された原稿を読まず、“荒川節”で県民と対話することを心がけました。 荒川さんは「原稿使ったのは1割か2割。原稿を使うとみんな同じになってしまう。ここではこういう面でみんなに感謝の気持ちを伝えるし、県のためいいろんなものを作ってもらいたいと伝えようとか、そういう努力はしました」と話します。 幼少期は病弱で小学校低学年の時は不登校だったという荒川さん。 小学3年生の夏に熱心な先生に出会ったことで、「学ぶ」気持ちを取り戻し、今の自分があると振り返ります。 「弱い人に寄り添える人になりたい」その気持ちが政治家を志すにきっかけになりました。 県議会では、東日本大震災直後の2011年5月から副議長を務めました。 未曾有の大震災の後で、人々の不安が続くなか、復興や地域の防災対策、さらに、景気・雇用対策などの課題に全力で取り組みました。 去年4月に議員を引退した荒川さん、80歳の「傘寿」を越えたこれからも弁護士として活動し、地域の人たちに寄り添っていきます。

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(2020/11/03)