吉田輝星「日本ハムのローランドです」場を和ませる(日刊スポーツ)

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次世代のエース候補が、初めて中5日で1軍登板に臨む。日本ハム吉田輝星投手(19)が、4日西武戦(メットライフドーム)に先発。今季初勝利を狙う。3日に敵地で最終調整を終えると、報道陣の電話取材に対して、開口一番「日本ハムファイターズのローランドです」と、元気いっぱい陽気にあいさつ。将来“球界の帝王”? を狙う右腕が、暗いムードに沈むチームに明るい話題を届ける。 【写真】言葉を交わす日本ハム吉田輝と栗山監督    ◇   ◇   ◇ 「日本ハムファイターズのローランドです」。周囲に漂う暗い雰囲気を一掃するように、電話口の吉田輝の声は明るかった。チームは前日2日に、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全消滅。3日、敵地での調整を終え、電話で報道陣の取材に応えた右腕は、仰天発言で笑いを誘って場を和ませた。 今季5度目の先発で目指すのは、プロ初勝利となった昨年6月12日以来、遠ざかっている白星だ。中5日での登板は初めて。来季以降、先発枠の一員として加わるためにも、登板間隔は大切な要素となる。「意外と疲れるかなと思ったんですけど、中5日の方がうまく調整できる感じ。前の2試合よりも、試合前の体の状態は、すごくいい」。高校時代、母校を夏の甲子園準Vへ導いたスタミナは、伊達じゃないのだ。 前回10月29日オリックス戦(札幌ドーム)では、吉田正に1発を浴びて6回3失点。前々回の10月22日ソフトバンク戦(同)では、0-1の5回1死満塁でグラシアルに適時打を許して6回4失点(自責2)で今季初黒星を喫した。「大事なところで勝負強い打者にやられている。試合のキーポイントになるイニングが絶対にあると思うので、そこだけは抑えられるようにしたい」。CS進出を懸けて1敗もできない真剣モードの山賊相手に、どこまで通用するか。「楽しみ。1~9番まで抜け目ない打線。今まで以上に警戒していかないといけない」。先発としては、今季ラスト登板の見込み。パ屈指の強打線を封じ、白星で2年目を締められるか。【中島宙恵】

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(2020/11/03)