不振の渋野は「絶対に立ち直れる」石原端子氏分析(日刊スポーツ)

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「絶対に立ち直れる」。プロゴルファーで、沖縄大学でスポーツ心理学を専攻する石原端子准教授(54)が3日、不振にあえぐ渋野日向子(21=サントリー)の現状を分析した。 米ツアーから戻り国内ツアー2戦目の三菱電機レディースで予選落ちした渋野。石原氏は「去年は恐ろしいぐらいの結果がたまたま出てしまった。その結果を常時出せるほどの実力はまだなくて、今は自分のベースづくりをやっている段階だと思う」と話す。 全英女子オープン制覇に国内ツアー4勝と大ブレークした19年。オフに猛練習で2年目に備えたが、コロナ禍で思惑が狂ったと言える。試合の減少、ぶっつけ本番の米ツアー挑戦で、本来試合で経験を積みつつ自分のスキルアップを確認するという作業ができなくなってしまった。 「予選落ちをすると方向性への迷いも出る。でも今必要なのは、自分の(技術の)基準ラインをもう1段下げること。そうしないと期待と現実のギャップに苦しんでしまう」。渋野の実力を認める石原氏は、あえて背伸びをする必要はないと説いた。 プロ2年目の今年は、試合の中での状況に対応するポケットをつくっている段階だという。「自分の頭の中で(状況に応じて)構成できるようになれば、渋野さんは間違いなく強くなる。それには1、2年はかかると思う」と石原氏は期待を寄せた。6日開幕のTOTOジャパン・クラシック(茨城・太平洋C美野里)での渋野のプレーを石原氏も見守っている。【桝田朗】

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(2020/11/03)