藤井聡太2冠が王将リーグ戦で大逆転の2勝目「最後は負けの局面もあった」(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
 将棋の藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=が2日、東京・渋谷区の将棋会館で指された第70期王将戦挑戦者決定リーグ戦で先手の広瀬章人八段(33)を122手で下した。開幕3連敗後に2連勝。リーグ戦成績を2勝3敗とした。  広瀬八段には昨年11月の王将戦挑戦者決定リーグ最終戦で、頓死(とんし)の末に敗れて挑戦権を逃して以来の対局となった。「以前の対戦は意識しなかったが、強い相手なので、しっかり臨まないといけないと思った」と藤井2冠。午前中から攻め込まれる展開に「難しいなと思って指していた」が、我慢の将棋で優勢を保った。しかし終盤に一気に劣勢となり「最後は負けの局面もあった」。昨年の二の舞も覚悟したが、1分将棋の中で鮮やかに大逆転を決めた。広瀬八段は「藤井さんが1分将棋になって、どちらが勝ち筋になていたのか分からなかったが、変な手を指してしまったのが残念」と悔しがった。  藤井2冠はリーグ戦ラストで王位戦7番勝負を争った木村一基九段(47)と対戦する。「最終局も盤上に集中したい」。勝てば3勝3敗で、ライバルの今後の星次第でリーグ戦残留が期待できる。負ければ2勝4敗と苦しいが、こちらも木村九段と広瀬八段の残りの結果によっては4位に踏ん張れる可能性が残されている。

続きはこちら

(2020/11/02)