【鹿島】自分も味方も輝けるように。土居聖真の閃きで“伝統の力”を発揮したい(SOCCER DIGEST Web)
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前節のホーム名古屋戦は0-2の完敗。7分にPKで失点し、終了間際に2点目を奪われる。ポゼッションでもシュート本数でも上回ったが、1点が遠かった。
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11月2日のオンライン取材に応じた土居聖真は、ノーゴールに終わった名古屋戦を次のように振り返る。
「まずひとつは、0-1からスタートしてしまったところがあると思いますし、引かれた相手をどう崩すかは永遠のテーマで、アイデアだったり、思い切りの良さ、リスクを背負うようなプレーに欠けたのかな、と。残り30分ぐらいで退場者(ファン・アラーノ)が出てしまったことも、追いついたり逆転する可能性を低くしてしまった原因だと思います」
名古屋の守備は堅かった。とりわけダブルボランチと2CBが形成する中央のブロックは頑丈で、ことごとく鹿島の攻撃を撥ね返し、ピンチを未然に潰し続けた。
鹿島としては、早々と追いかける状態になり、数的不利にもなるなど、難しい側面があったのは事実だが、今後もそうしたシチュエーションとなる試合はあるだろう。だからこそ期待したいのは、土居の言う“アイデア”の部分で、それこそこの背番号8が得意とする分野であり、それはチームの攻撃力を高める絶妙なスパイスになり得る。
「僕個人としては常に違いを作ったり、意表を突くプレーを心がけています。僕のところでそこは、他の選手との違いを作らなければいけない」
もっとも、ひとりですべてを抱え込んだりはしない。自分も活きながら、チームとしてもより効果的なアタックを繰り出せるようにと考える。
「サッカーはひとりではやれない。自分だったり、他の選手にもマークが分散するようなチーム状況にしていかなければならない」
そうすることで、鹿島の“伝統の力”を発揮できるようにする。
「昔から、どのポジションの選手でも点が取れるのは鹿島の強みだと思う。そこをもっともっと、個人的にもそうですし、チームとしても攻撃のバリエーションを増やしていかなければいけない。それが課題です」
次節はアウェー横浜戦。名古屋戦で退場処分となったJ・アラーノは出場停止で、その試合で左膝を負傷した和泉竜司には全治6~8週間の診断がくだった。
チームの攻撃面を支えてきたふたりの主力を欠くなかで、チャンスメー