一体何が?さわやかがほぼ全焼 ダクト火災が発生か(静岡県)(静岡放送(SBS))

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  人気レストランの「さわやか」が全焼した火事、その原因がわかってきました。ハンバーグ用のグリルに誤って油をこぼしたことで、大規模な「ダクト火災」が発生したとみられています。 <天野大輔記者>「さわやか静岡インター店の火災現場です。炎が燃え広がり収まる様子がありません」  レストランの屋根を覆う、激しい炎。11月1日午後6時すぎ静岡市駿河区の「炭焼きレストランさわやか静岡インター店」で火事が起きました。当時、満席の店内には客と従業員あわせて100人ほどがいたといいます。 <店内にいた人>「ハンバーグを焼くグリルから炎が立ち上げっていた。店長さんなのかグリルを消火していた」「煙もすごくなり、すぐに避難して下さいと指示があった」  レストランは約4時間にわたって燃え続けましたが、従業員や客は全員避難してけが人はいませんでした。 <芦野友太記者>「火災のあったさわやかの裏口です。現場検証が行われており、隊員が入っていきます」  一夜明け、現場検証が行われるレストランは全焼。屋根の大部分は焼け崩れていました。店内のテーブルの上には天井から焼け落ちたであろう黒い塊が見えます。店の外には気になって見に来る人の姿も。 <愛知県から出張中の男性>「(住んでいるのは)愛知県なんですけど、さわやかは静岡にしかないのでこっちで仕事があった時にはお昼は時間ずらしてハンバーグ食べるっていうのがいつもの。知らないで来てこうなっていてびっくりした。ほかのお店で食べて、応援しなきゃなって思いますね。げんこつハンバーグ大好きなんで」  げんこつハンバーグなどの人気メニューで全国的にもファンが多いさわやか。一体、なぜ火事は起きたのでしょうか? <天野大輔記者>「ダクトのあたりから赤い炎が上がっているのがわかります」  これは、出火から約1時間後の映像です。店の外から見えたのは排気や排煙用のダクトから噴き出した炎だけでした。関係者によりますと、燃え方が激しかったのは厨房部分と厨房から天井へとつたうダクト付近だったといいます。これは、ダクト内に火が燃え広がるいわゆる「ダクト火災」の燃焼実験の映像です。調理場で火が出てからものの3分ほどでダクト全体に熱が広がり、表面温度は400℃、ダクト内部の温度は1000℃に達しました。そして、ダクト内には油がたまりやすいため、ここに引火すると店舗全体にまで火が拡大する

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(2020/11/02)