静岡の企業が支援 コロナ禍で苦境の五輪候補を救え!(静岡放送(SBS))

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 新型コロナの影響で東京オリンピックを目指すアスリートたちがいま、苦境に立たされています。沼津市出身のフェンシング日本代表選手も、そのひとりです。ふるさとの支援を受けて新たなスタートを切った候補選手を取材しました。  故郷JR沼津駅に降り立ったのは、フェンシング日本代表の鈴木穂波選手です。 <鈴木穂波選手>「わくわく、ドキドキですかね」  鈴木選手、最大の強みはスピード。さらに世界トップクラスの選手にもひるまない精神力で世界と戦ってきました。 <鈴木穂波選手>「おはようございます。(こちらの机はどなたの机になる?)私です。10月1日からネッツトヨタ静岡に所属することになって、きょう初出社ということで」  鈴木さんは、代表の練習のため東京を拠点に活動していますが、10月、沼津市の自動車販売会社に就職し、毎月1回、地元・沼津で働くことになりました。実は鈴木さんは2020年5月まで、都内のブライダル系会社に所属していました。しかし、新型コロナの影響で会社の業績が悪化、会社からは正社員として残ることも提案されました。しかし、仕事を選ぶことは中学生の頃からの夢だったオリンピックを諦めることになります。 <鈴木穂波選手>「言われたときはやっぱりか、みたいな。いま、やめる、やめて会社で正社員として働くっていうのは違うと思ったし、これからも(フェンシングを)続けたい」  フェンシングは代表選手となると、海外遠征や道具代など最低でも年間500万円の活動費が必要になります。20社近くに手紙を送るなど必死で新たな仕事先を探していた鈴木さんに声をかけたのが故郷・沼津の企業でした。 <ネッツトヨタ静岡 梨本幸博社長>「自分の夢に向かって進みたいという思いを持つアスリートに出会い、地元出身ということもあるし、地元の人を元気にしたいという思いがあり(採用を決めた)」  会社では早速、鈴木さんを応援するプロジェクトを立ち上げました。 <梨本幸博社長>「彼女も頑張っているんだから、社内一丸となって頑張ってほしいというムーブメントを起こしてほしい」  会社は鈴木さんを資金面など、全面的にサポートする一方、彼女の存在に大きな期待を寄せています。 <同僚>「これまでこういった形での社員の採用がなかったので、私を含めて会社全体が盛り上がっていければいいかな」 <鈴木穂波選手>「みなさん温かい人ばかりだった

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(2020/11/02)