熊本市庁舎問題 改めて耐震不足を指摘 (RKK熊本放送)

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建て替えるのか、建て替えないのか、熊本市の庁舎問題を巡り2日熊本市議会で説明に立った専門家は、改めて耐震性が不足していると指摘しました。 「総合的な評価は建物全体として、耐震性が不足するものと判断します」(山下設計 阪上浩二参考人) 2日の市議会でこのように報告したのは、庁舎の耐震性を調べるため今年6月から杭などの調査を行った設計会社の担当者です。 この調査は、熊本市が2017年に耐震性を調査したところ現行の建築基準法では基準を満たさないとする結果が出たことに対し、一部の専門家が異論を唱えたため市が改ためて行ったものです。 その結果、国が示す震度6強以上の大きな地震が起きた場合、庁舎を支える杭はすべて致命的な損傷を受けると結論づけられました。 一方で、結果の妥当性について調査を行った設計会社が国が指定する第三者評価機関に見解を求めましたが、評価はできないと回答されたということです。 これに、委員からは不満が噴出します。 「この調査結果が出ても何も解決していない。1歩も前に進んでいない。その認識を持ってください」(熊本自民 落水清弘委員) これに対し熊本市は、、、 「これらの結果を受け止めて耐震性能を有していない以上、行政の責任者として最悪の事態に備える必要がある対策を講じる必要があると考えている」(熊本市 田中俊実政策局長) 熊本市は耐震不足が改めて示されたとして、今後は建て替え時の課題を整理したいとしています。

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(2020/11/02)