日本ハム3位古川、1位伊藤と狙う最優秀バッテリー(日刊スポーツ)

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日本ハムのドラフト3位、上武大・古川裕大捕手(22)が2日、群馬・伊勢崎市のキャンパス内で指名あいさつを受けた。今成、高橋両スカウトと対面した大学No・1捕手は、侍ジャパン大学代表でチームメートだった同1位の苫小牧駒大・伊藤大海投手(23)とのコンビ復活を心待ちにした。球団史上4度目、15年大谷、大野以来となる最優秀バッテリー賞獲得に意欲を示した。    ◇   ◇   ◇ 即戦力として期待される古川には、野望があった。同期となるドラフト1位伊藤とは、侍ジャパン大学日本代表でバッテリーを組んだ間柄。「真っすぐで空振りがとれる投手だなという印象。すごくいい投手。同じチームなので、いつかバッテリーを組めれば」。球団では大谷と大野のコンビで受賞して以来となる、最優秀バッテリー賞が目標だ。 二塁への送球タイム1・8秒台を誇る強肩と、長打力を兼ね備える「打てる捕手」として評価されている。高橋スカウトから「10年でも15年でも、長く打てる捕手としてやってもらえる選手」と期待され、「指名された実感がわいてきた。捕手として全試合出場したい」と目をぎらつかせた。 小学3年で野球をはじめ、捕手になったのは翌年。家族の影響で幼少期から巨人ファンだったこともあり、同じ左打ちの捕手として「阿部慎之助さんが目標の選手です」という。今年8月には、巨人3軍とのプロ・アマ交流戦で阿部2軍監督がスタンドで見守る中でプレーした。 3年後、北広島に開業を予定する新球場での活躍も期待される。北海道を訪れたことはないというが「おいしいものもいっぱいありますし、行ってみたいと思っていました」と、胸は膨らむばかり。寡黙さもある九州男児は「スローイングと打撃をアピールしていきたい」と活躍を誓った。【山崎純一】 ◆古川裕大(ふるかわ・ゆうだい)1998年(平10)6月19日、福岡県八女市生まれ。八女市立長峰小時代に長峰クラブで野球を始め、久留米商から上武大へと進む。関甲新学生リーグでは3年時の19年秋、打率4割5分2厘で首位打者を獲得。同年侍ジャパン大学代表に選出される。182センチ、88キロ。右投げ左打ち。50メートル走は6秒3。遠投100メートル。家族は両親と妹、弟。

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(2020/11/02)