馬毛島 騒音把握のための工夫を検討(KKB鹿児島放送)
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アメリカ軍空母艦載機の訓練移転の候補地となっている鹿児島県西之表市・馬毛島の自衛隊基地の整備計画について防衛省は地区ごとに住民説明会を行っています。昨夜の説明会で、担当者は訓練の騒音を把握するための工夫を検討していると述べました。戦闘機の試験飛行も検討しているとみられます。
防衛省は馬毛島で計画している自衛隊基地の整備について西之表市の12の地区すべてで住民説明会を行う方針です。昨夜、古田校区で行われた説明会は報道機関に公開されおよそ30人が参加しました。このなかで防衛省の担当者は訓練の騒音を把握するための工夫を検討していると述べました。戦闘機の試験飛行も検討しているとみられます。
一方、西之表市は防衛省が計画している海上ボーリング調査について懸念を示す意見書をきょう付けで防衛省に送りました。西之表市によりますと意見書では「海上ボーリングによる地質の調査個所が一部の漁場に集中し多地点であることから、水産資源の保護培養の観点より、漁場環境に影響が生じる可能性を否定できない。」として、調査の実施に懸念を示しています。調査については種子島漁協が防衛省に同意書を出しています。
県庁防衛省は今後、県に対して漁協の同意書と市の意見書を添えて、ボーリング調査の許可を申請する見通しです。