コロナで需要落ち込む和牛生産者を支援 仙台市の小学校で“仙台黒毛和牛”給食(KHB東日本放送)
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新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込む和牛の生産者を支援しようと、仙台市の小学校でブランド牛の「仙台黒毛和牛」を使った給食が振る舞われました。
この取り組みは、県産和牛の消費回復を目指す県の支援事業として行われるもので、仙台市では、学校給食を提供する仙台市立のすべての小中学校や幼稚園など189校でそれぞれ3回実施します。
2日は、若林区の六郷小学校で、仙台黒毛和牛の牛丼が出されました。児童たちは、牛丼をおいしそうにほおばり、おかわりをする子もいました。
また、栄養教諭が、新型コロナの影響で和牛の需要が減っている現状を紙芝居で伝えました。
6年生「甘みがあって、おいしかったです」「軟らかくて、言葉で表せないほどおいしかったです」「僕たちが食べることで、生産者がうれしいのであれば、こっちもうれしい」
県によりますと、仙台黒毛和牛が該当するA4ランクの牛肉の価格は、4月以降大幅に下落し、その後、回復傾向にあるものの、9月の1キロ当たりの価格は約2000円と去年より15%ほど安くなっています。
仙台市は、「県内の食材の認知度を高め、将来の消費拡大にもつなげたい」としています。