秋の褒章 宮城県内から15人 黄綬褒章・高野秋子さん“52年以上にわたり婦人服・子ども服など仕立てる”(KHB東日本放送)

【リンク先抜粋】
秋の褒章の受章者が発表され、宮城県内からは15人が選ばれました。 褒章は、仕事や学問、芸術など様々な活動を通じて社会に貢献した人に授与され、県内からは15人が選ばれました。 農業や商業などの分野で長い間1つの仕事に励み模範となった人に贈られる黄綬褒章は、52年以上にわたり、婦人服や子ども服を仕立ててきた仙台市太白区の高野秋子さん(68)ら7人が受章しました。 色麻町出身の高野秋子さん。中学を卒業後、東京都内で洋裁の技術を学びました。 結婚で仙台に来てから個人で店舗を構え、オーダーメードの洋服にこだわり、これまでにスーツやドレス、子ども服など約200着の洋服を仕立ててきました。 ウエディングドレスでは、2ヵ月ほどかけて作るものもあるということです。 黄綬褒章・高野秋子さん「非常に名誉なことなので、うれしく思っています」 高野さんは、高い技術が評価され、これまでに内閣総理大臣賞を2回受賞し、「現代の名工」にも選ばれています。 今年7月からは塾を開いて、人材の育成にも取り組んでいます。 黄綬褒章・高野秋子さん「洋裁は徐々に徐々に減っていますので、もうゼロに近い状態にいますので、職人さんが育てば良いな。一人でもそういう人を育てるのが私が10年でできることなのかなと思っています」 また、教育や産業などで公共の利益に尽した人に贈られる藍綬褒章は、気仙沼市の元民生児童委員の三浦永子さん(70)ら7人、長年にわたり社会奉仕に従事した人に贈られる緑綬褒章には、環境美化に取り組んでいる多賀城市の福田すみ子さん(79)が選ばれました。 各省庁で行われる伝達式の開催については、新型コロナウイルスの影響で未定となっています。

続きはこちら

(2020/11/02)