“詩梨ちゃん衰弱死”初公判で母親は無罪主張…ポイントは?(HBCニュース)

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 去年6月、札幌で当時2歳の池田詩梨ちゃんが衰弱死したとされる事件の裁判…保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親は、2日の初公判で「娘は衰弱ではなく、元気な状態で突然亡くなった」などと無罪を主張しました。  「娘は元気な状態で突然亡くなったので、起訴状に書かれていることは真実ではありません」(池田被告)  2日、上下黒のスーツ姿で初公判の法廷に現れた池田莉菜被告。当時2歳だった長女、詩梨ちゃんの死について、時折、言葉を詰まらせながら自らの無罪を主張しました。  「娘にごはんをあげていました」「けがをしているとは、思わなかった」「意識ははっきりしていました」「衰弱という事実はありません」(池田被告)  保護責任者遺棄致死の罪に問われている池田被告。詩梨ちゃんがわずか2歳で亡くなるまでに一体、何があったのでしょうか?  「2017年1月6日、指にぎにぎしたまま寝てる可愛い」「3月17日 ことりめんこい。最近、寝返りうちそうになってきた」(池田被告)  出産当初は、SNSで成長を喜ぶ様子を見せていた池田被告。しかし、生後4か月ごろには詩梨ちゃんについての投稿は途絶え、周囲の人は異変に気づき始めます。  「Sサイズのおむつでもゆるゆる…細くて絶対ご飯をあげていないよねって保育士で話していた」(保育士)「ギャーって…普通の泣き声じゃない」(近所の人)  虐待を疑う通報が児童相談所や警察にあわせて3回寄せられていました。詩梨ちゃんは去年5月の警察官の訪問を最後に外の人間との関わりが断たれ、それからおよそ3週間後の去年6月5日、わずか2歳半で死亡しました。  その間、詩梨ちゃんと接していたのは、母親の池田被告と交際相手の藤原一弥被告だけ。マンションの一室で詩梨ちゃんはなぜ命を落としたのか?午前10時に始まった注目の裁判、検察は池田被告を厳しく非難しました。  「ほとんど食事も与えず、必要な治療も受けさせなかった行為は残酷悪質」(検察)  検察の主張の大きな根拠は詩梨ちゃんの司法解剖をした医師の証言です。2、3週間ほとんど食事を与えられず、低栄養で衰弱死したと指摘しました。一方、池田被告の弁護側は治療の経験が豊富な2人の医師を証人として準備しました。弁護側は詩梨ちゃんの胃や腸に食べ物が残っていたことや血糖値の状況などから死亡する1~2時間前まで自分で食事をしていた

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(2020/11/02)