ソニーが米アニメストリーミング大手クランチロールを1000億円以上の金額で買収することを目指すと報道(IGN JAPAN)

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    報道によると、ソニーは米国の大手アニメストリーミングサービス「クランチロール(Crunchyroll)」を買収する方向で、親会社のAT&T;と「最終交渉」に入ったという。 Nikkei Asiaはこのニュースを報じた。クランチロールは7000万人の無料会員と300万人の有料会員を抱えている。ソニーは最近、非常に高い人気を誇るこのストリーミングサービスの買収において独占的に交渉する権利を得て、1000億円以上の金額で買収する予定だ。取引の一環として、ソニーは1000を超えるクランチロールのアニメ作品群を取り込み、コンテンツの拡充を図ると報道されている。 「Sony」画像・動画ギャラリー ソニーは2017年にも米国のアニメ配信企業Funimation(ファニメーション)を、その100万人のユーザーと共に取得した。しかし、ソニーはエンターテインメントコンテンツの充実化をもって顧客層を増やし、NetflixやHuluなど現在の市場を支配している地球規模のストリーミングサービスに対して競争力を強化する計画を立て、その攻勢はFunimation買収にはとどまらなかった。 ソニーだけではなく、Netflixなどのライバルもアニメコンテンツの拡充に多額の投資をしている。Netflixは最近、同プラットフォームにおけるアニメストリーミングの突出したボリュームを顧みて、より多くのアニメタイトルを製作する計画を発表した。統計データによると、全世界の1億を超える世帯は2019年10月から2020年9月までの間、Netflixで少なくとも1作以上のアニメを観たという。 ソニーのクランチロール買収が実現すれば、アニメコンテンツをめぐる国際競争はさらに熾烈を極め、ストリーミングサービスを提供する大手企業同士は人気映画やテレビ番組の取得へ向けて、これまでよりも激しく戦うだろう。優位性を獲得するために、ソニーは米国において――『進撃の巨人』や『ONE PIECE』といったキラーコンテンツを含む――多数のアニメIPの使用権を所有しているFunimationをクランチロールと合併させる可能性もある。 Disney+やApple TV+が成長を続けている中、市場はすでに人々が苦労して稼いだお金をめぐって争うストリーミングサービスで溢れ返っている。ユーザーの立場から見れば、大事な収入をどのサー

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(2020/11/02)