子どもの強みをとことん伸ばすと短所も改善される?![やる気を引き出すコーチング](ベネッセ 教育情報サイト)
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また、得意科目の英語は、いくらでも勉強する中学2年生のお子さんがいました。テストでもいつも満点近く取るのですが、一方、数学は苦手で極端に点数が取れませんでした。「英語はもういいから、数学もそれぐらい勉強してみたら」とお母さんは声をかけていましたが、どうにもやる気になれないらしく、いつまでも苦手なままでした。
「それならもういいわ!英語をとことんやりなさい」と、お母さんもあきらめ、お子さんがやってみたいと言うオンライン英会話のレッスンも受けさせてみることにしました。そうしているうちに、レッスンで何か課題が出たのでしょうか。簡単な算数の問題を「英語で説明したい!どう言えばいいんだろう?」と調べ始めました。しだいに、数学への抵抗がなくなったのか、数学もがんばってみようと取り組むようになりました。
こんな小学生もいます。早起きすることが苦手で、どんなに起こしてもなかなか起きられませんでした。朝から叱られて起き、学校に行かされるので、元気がないことが多かったのですが、サッカーをやっている時はイキイキしていると気づいたお父さんが、地元のサッカーチームに入ることをすすめました。
こうして、好きなサッカーに取り組んでいるうちに、「もっとうまくなりたい!」と朝練をするようになり、一人で起きられるようになったということです。
そんなにがんばらなくてもうまくできることや楽しくできることには、努力ややる気など関係なく取り組めるものです。自然と子どもの中からエネルギーや自信が湧いてきます。そのエネルギーと自信が、苦手なことへのチャレンジ意欲をも引き出すのです。