勝地涼「痛い…」ボクシング歴1年森山未来に殴られ(日刊スポーツ)

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森山未来(36)が2日、都内のEXシアター六本木で行われた主演映画「アンダードッグ」(武正晴監督、27日公開)の、第33回東京国際映画祭上映で、前編上映後の舞台あいさつに登壇した。 「アンダードッグ」は、同映画祭のオープニング作品で、森山は“かませ犬”としてリングに上がり、ボクシングにしがみつく日々をおくる崖っぷちボクサー末永晃を演じた。撮影は今年1、2月に行ったが、格闘技経験がないため、撮影の1年前から「ジャブ、ワンツーを、どう打つのか」から、ボクシングの練習を始めたという。 演技としてボクシングの動きをするに当たり、森山は「映画としてのボクシングシーンを、どうやっていくのか、それぞれボクサーによって違うスタイルをどうするのか?」と考えるうちに「動きを覚えることが出来ても、人を思いきり殴ったり、殴られた経験がなかった」という思いに至ったという。 そこで、指導者に依頼して、ボクサーとスパーリングを行ったという。森山は「結構、スパーリングをやらせていただいて。何でボクサーの方が、ボクシングにとりつかれるのか…すごく原始的な行為なんですけど、そこには僕らの原始的、本能的な思いが込められていて、取りつかれる。肌で感じましたね」と。ボクシングの奥深さ、魅力を肌で味わったと語った。 劇中で二世タレントで芸人ボクサーの宮木瞬を演じた勝地涼(34)とは、リングで戦うシーンも演じた。森山は「リングで声援を浴びて、アドレナリンが出る中、ボコる。勝地とは付き合いが長い。冷静な空気を持ってやらなきゃいけないので、コミュニケーションを取り合ったのを覚えています」と振り返った。 一方、勝地は「未来君と練習を合わせるのもあるけど、どうしてもやられる役なので、次、やられて、こうやられるみたいなのが、ガードして目を隠しながらやってたので、今、何をやっているか本当に分からなかった」と。やられる側の苦労があったと語った。その上で「未来君に正直に『次、何だっけ?』と聞いて『腹を殴った後、顔にいくから』と、全体に引っ張ってもらった感じ」と語った。 そして「実際に、ある程度(パンチを)当てているのもあるので。そこは信頼を込めて、未来君はガッツリ殴ってくれたので、ちっちゃい声で『痛い』って伝えた」と笑った。

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(2020/11/02)