藤井聡太二冠、広瀬章人八段に公式戦1年ぶり対決でリベンジ成功 残留に望みつなぐ/将棋・王将戦挑決L(ABEMA TIMES)

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 将棋の藤井聡太二冠(18)が11月2日、王将戦挑戦者決定リーグ5回戦で広瀬章人八段(33)に122手で勝利し、リーグ成績を2勝3敗とした。既に挑戦権獲得の可能性が消えている藤井二冠だが、7人中上位4人が残留するリーグにおいて、負ければ陥落という一局で広瀬八段と大熱戦。昨期、最年少でのタイトル挑戦を阻まれた相手に、1年ぶりの対決でリベンジに成功した。 【動画】早指しで対戦した藤井二冠と広瀬八段  同リーグは7人が参加し、上位4人が残留するルール。藤井二冠はこの対局に敗れると最大でも2勝4敗となり、シード枠の可能性が消えるところだった。後手番から角換わり腰掛け銀の出だしで指し進めると、激しい攻防戦から最終盤は広瀬八段の一手を境に、形勢は一気に藤井二冠に。昨期は、勝勢からの大逆転負けを喫して悔しい思いをしたが、今期は敗戦の経験を活かした勝利となった。  藤井二冠と広瀬八段は公式戦で過去1勝1敗。非公式戦の「第3回AbemaTVトーナメント」では、早指しながら広瀬八段が三番勝負を2-0で勝利するなど地力を見せていたが、本局ではリーグ戦でトップ棋士に苦しめられてきた天才棋士が踏ん張った。  同リーグは現在、豊島将之竜王(叡王、30)が無傷の4連勝で、挑戦権争いをリード。永瀬拓矢王座(28)、羽生善治九段(50)は3連勝で追っているが、次局で直接対決する。  藤井二冠は最終局の木村一基九段(47)に勝利すれば3勝3敗に。既に1人の陥落が決まっており、陥落は残り2人だが、藤井二冠は五分で終えても残留できない可能性も残っている。 (画像提供:日本将棋連盟)

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(2020/11/02)