ヤマザキ(6147)、記念配当の実施による「増配」を発表し、配当利回り4.05%に! 2021年3月期は設立60周年記念配当で前期比5円増の「1株あたり15円」に(ダイヤモンド・ザイ)
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ヤマザキは、2021年3月期の期末配当で、「1株あたり5円」の”設立60周年記念配当”を実施すると、2020年10月30日の16時に発表した。これにより、ヤマザキの配当利回り(予想)は2.70%⇒4.05%にアップし、”2期連続増配”の見通しとなった。
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ヤマザキは2021年3月期の配当予想を修正し、中間配当(9月・権利確定済み)が「0円」、期末配当(3月)が「普通配当10円+記念配当5円=15円」、合計の年間配当額を「1株あたり15円」にすると発表した。
年間配当額の前回予想は、普通配当のみの「1株あたり10円」だったので、記念配当の実施によって前回予想から「5円」の増配となる。今回の増配発表により、ヤマザキの配当利回り(予想)は2.70%⇒4.05%にアップした。
また、ヤマザキの2020年3月期の配当は「1株あたり10円」だったので、前期比でも「5円」の増配となる。
ヤマザキは今回、配当予想の修正とともに業績予想の修正(前回予想比で「減収減益」)も発表しているが、普通配当は前回予想と同額の「1株あたり10円」としている。一方で、ヤマザキは2020年9月1日をもって「設立60周年」を迎えることから、期末配当(3月)において「1株あたり5円」の”設立60周年記念配当”を実施するとしたため、前回予想比および前期比で「増配」となった形だ。
●ヤマザキの過去10期の配当の推移は?
■ヤマザキ(6147)の過去10期の配当の推移
期
年間配当額
期
年間配当額
2012/3
0円
2017/3
0円
2013/3
0円
2018/3
5円
2014/3
0円
2019/3
5円
2015/3
0円
2020/3
10円
2016/3
0円
2021/3
15円
(予想)
ヤマザキは2020年3月期にも「増配」をしているため、2021年3月期の予想配当「1株あたり15円」が予想通り実施されれば、前期比で”2期連続増配”を達成することになる。ただし、2021年3月期の普通配当は「1株あたり10円」の予想なので、「1株あたり5円」の記念配当がなければ前期比で「横ばい」となっていた点には注意が必要だろう。
また、ヤマザキ
の配当額の伸び具合にも注目しておきたい。連続増