開発陣が明かす新型G-SHOCK「MT-G」に初採用されたデュアルコアガード構造の革新性(WATCHNAVI Salon)
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松田:進化したMT-Gの姿として、はじめにカーボンとメタルの2重構造を考えてデザインをスタートしました。まず内側に入るカーボンファイバー強化樹脂のモノコックケースを複数のメタルパーツが支えるようなデザインを構想してみたのですが、そんなすぐにはまとまらなくて……。メタル製アウターフレームについては、本当に試行錯誤しましたね。
中塚:理想は、従来機種よりもメタルのバリュー感をアップさせること。とはいえ、比重の大きい素材の使用率を増やせば、当然、落下衝撃で受ける時計本体のダメージも増しますよね。G-SHOCKの基準を満たすスペックが得られるバランスの見極めには、かなり時間がかかりました。
松田:これほど難しい問題になったのは、サイズに制約を設けていたから。ダウンサイジングした現行機種のMTG-B1000が現代のスタンダードサイズだと考え、新作も同様のサイズ感を継承することにこだわったんです。