男子90キロ級は20歳・村尾三四郎がV2 パリ五輪へパワーアップに成功(スポーツ報知)
【リンク先抜粋】
新型コロナウイルスの感染拡大後、柔道で初の全国大会となる講道館杯全日本体重別選手権は1日、千葉ポートアリーナで最終日が行われた。男子90キロ級は村尾三四郎(20)=東海大=が2連覇。「連覇が懸かっている試合で負けるのと勝つのでは全然違う。勝ちにこだわって試合ができた」。全4試合を一本勝ちと圧巻の内容だった。
昨年の世界選手権で男女混合団体のメンバーに入るなど期待されたが、東京五輪代表選考レースでは結果を残せなかった。落ち込んだ時期もあったが、コロナ禍による自粛期間に「1日も無駄にしない。今までできなかったことをやって、どうしたら強くなれるかを必死に考えた」と映像の研究、新しい技や組み手の習得など貪欲に過ごした。
筋力強化にも取り組み、体重は自粛前から8キロ増。試合中は「自分が一回り大きいと思っていた」と精神的にも優位に立った。2連覇でパリ五輪に向けて好スタートを切ったが「パリは全然意識してない。大会どうこうより、今は自分自身の成長を頭に置いている」と足元を見据えた。