初Vのルーキー西村、強気で6打差逆転(産経新聞)

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 女子ゴルフの樋口久子・三菱電機レディース最終日は、首位と6打差の3位で出た20歳の西村優菜が8バーディー、1ボギーの65と伸ばし、通算11アンダーの205で逆転優勝。ツアー初勝利を飾った。  勝負の18番(パー5)。ピッチングウエッジを握った西村は「100点だった」という3打目を1メートルに寄せ、首位に並んでいた勝にプレッシャーをかけた。パットは苦手な下りのスライス。「リズムだけを意識してストロークした」。冷静にこの日8個目のバーディーを奪い、逆転優勝をつかんだ新鋭は「自分の想像以上のゴルフができた」と笑顔をみせた。  6打差の3位で迎えた最終日の目標は「トップ3に入る」。だが、着実にスコアを伸ばし、14番のバーディーで勝に2打差まで迫ると「優勝を目指そう」とスイッチが入った。  脳裏をよぎったのは、首位で出ながら最終日に崩れて7位に終わった9月の日本女子プロ選手権。「あの時は守りに入っていた。攻める気持ちを大事にプレーしよう」。16番までの3連続バーディーで首位に並び、最終ホールでの逆転を呼び込んだ。  ツアー2勝の古江彩佳ら有望選手の多い2000年生まれ。身長150センチの小柄な体格で、中学時代にはレストランで「お子様用のスプーンが出てきた」経験もある。正確なアイアンショットを磨いて飛距離を補い、「すごい早かった」というプロ1年目での初勝利をつかんだ。(奥村信哉)

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(2020/11/01)