〈トラフ建築設計事務所〉と〈山形緞通〉による日常に溶け込む無地のカーペット(Webマガジン コロカル)

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■「万葉集」から引用した歌と色 素足の生活様式に合わせたじゅうたんを研究し、日本で唯一、糸づくりから染め、織り、アフターケアまで、職人が一貫して手掛ける山形県山辺町の老舗じゅうたんメーカー〈オリエンタルカーペット〉。 【写真で見る】より奥行きのある色合いと上質な触り心地を実現 同社の個人向けオリジナルブランド〈山形緞通〉より、〈トラフ建築設計事務所〉と共同開発した〈MANYO(マンヨウ)〉という新コレクションが、2020年10月27日より発売となります。 同コレクションは、日本古来より根づく、無地の美しさをじゅうたんで表現。 MASHIRO(ましろ)、FUJI(ふじ)、MOMICHI(もみち)、SHIROKANE(しろかね)、AJISAI(あじさい)、YAMAAI(やまあい)、HANEZU(はねず)、AKANE(あかね)、KURI(くり)、KAKITSUBATA(かきつばた)、MURASAKI(むらさき)、YORU(よる) 全12色となる色合いは、上記の通り、日本古来の呼び名を採用。日本最古の歌集「万葉集」で詠まれた伝統色に着想を得て、十二の歌と色を抽出しています。 生地には、ウール素材を絹(シルク)のような光沢糸に変化させるオリエンタルカーペットの新技術「糸マーセライズ加工」を施し、より奥行きのある色合いと上質な触り心地を実現。 サイズは140×200センチメートルのSサイズからあり、ほかにも楕円形や円形など、希望の形やサイズにあわせたオーダーメイドも可能とのこと。 販売は、山形緞通オンラインショップ、IDC大塚家具、匠大塚などで行われる予定です。 ■日本特有の美学を宿したじゅうたん トラフ建築は、今回のタッグについて、以下のようなメッセージを寄せています。 「MANYOは、古くから伝わる日本独自の色彩美を現代のインテリアに取り込むコレクションです。万葉集は色彩をあらわす表現に溢れた詩歌集。天皇から農民まで幅広い階層により詠われた歌は、日本各地の彩り豊かな自然や生活を生き生きと伝えます。竣工当時の大緞通を現代の技術で再現するという、ホテルロビーの改修プロジェクトで山形緞通と出会い、手仕事が魅せるじゅうたんの奥深さを知りました。 高い技術でつくられる“無地”には艶があり、日本人の生活の中に受け継がれる色彩を包含したように、光や見る角度などで

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(2020/11/01)