ワイン樽で7ヵ月熟成させた醤油 新潟のメーカーとワイナリーがコラボ(日本食糧新聞)

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地元産原料使用などこだわりの醤油を展開するホクショク(新潟県長岡市)は、ワインを熟成した樽に仕込んだ「越後良寛ワイン樽熟成しょうゆ」(750ml、5000円)を11月7日から全国発売する。新潟県内でワイン造りを営むカーブドッチワイナリーとコラボレーションした遊び心満点な商品。ワインと同じボトルやコルク栓を使用。見た目もワインそっくりに仕上げたユニークさで食卓に笑顔を提供し、“食のにいがた”の価値を高めていく。 同社は、ワインのような風味の変化が毎年楽しめる生醤油「郷土の実り」を展開している(製造はグループ会社新潟県醤油協業組合)。同じ年に収穫された県内産の「えんれい大豆」と小麦「ゆきちから」を使用。味や成分調整を行わずに天然醸造するため、健康を志向する主婦などに人気が広がり、年間約1万本を売り上げる。 「ワインのように」と表現して販売していることから、社内から「ワイン樽で熟成してみては?」という声があがり、県内のカーブドッチワイナリーへ企画を持ち込み即答で実現した。 同品は「郷土の実り」2018年仕込みを、カーブドッチ赤ワインの熟成オーク樽で7ヵ月熟成。樽内で熟成させた醤油90%にカーブドッチ赤ワイン「ミリュ ルージュ2019」を10%ブレンドした。 「既に発酵が終わったと感じていた醤油もろみをワイン樽に仕込んだが、ワイン樽内で再発酵がはじまり、うまみがふくらんだ」(同社)といい、ふくよかなうまいと香りが漂う醤油となっている。色は、もともと真っ黒な醤油に濃い赤ワインのため見た目も醤油の色合いと変わらない。 パッケージにもこだわった。ワインボトルやコルク使用だけでなく、前面に「SOY SAUCE」を表記し、樽の絵をデザインした遊び心あふれる醤油。「CAVE D’OCCI×越後良寛」でコラボ企画を表現した。 今回、ワイン樽1本だけしか仕込んでいないため200本程度の出来高となっており、全国の百貨店、通販、土産物店などでの数量限定販売となる。今後要望が高まれば「数年に1回の販売などを検討したい」(同社)として、販売の結果を見ながら計画していく。

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(2020/11/01)