内川が涙をこらえ鷹ファンに退団明言「今年は一打席もチャンスをもらえなかった」(東スポWeb)

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 今季限りでソフトバンクを退団する内川聖一内野手(38)が1日、ウエスタン・リーグ最終戦の阪神戦(タマスタ筑後)に「3番・一塁」で先発出場し、鷹でのラストゲームを終えた。  チケットは完売。早朝から多くのファンが球場に詰めかけ、背番号1のユニホームや手作りボードを掲げた。3打席で安打こそ出なかったが、絶えず温かい拍手や歓声。3打席目に四球で出塁し代走を送られると、ヘルメットを脱ぎ一礼しながらベンチに下がった。  試合後のセレモニーではファンに別れのあいさつ。「今日で僕は福岡ソフトバンクホークスのユニホームを着ることが最後になります」と自らの口で退団を明言した。  2010年オフにFA移籍して10年。たくさんの思い出が浮かび、言葉に詰まり涙をこらえるシーンも…。  今季はファームで42試合に出場、打率3割2分7厘、1本塁打、17打点。ウエスタン・リーグ首位打者を上回る打率をマークしながら一軍昇格はなし。 「地元・九州の球団で最後を迎えたいという思いでやってきた。残念ながらかなわない状況になってしまった。まだまだ勝負したいというよりも、今年は一打席も一軍でチャンスをもらえなかった」  他球団での現役続行を決断した理由をこう明かした。  鷹ファンからは最後まで尽きない歓声、来季の活躍へのエールや、感謝の声が飛び「僕自身が10年間ホークスでやったことをファンの皆さんが認めてくれた証しなのかな。素直にうれしい。また僕も新たな方向へ歩き出さないといけない。今日一日くらいはホークスで頑張った自分を認めてあげてもいいのかなと思う」  希代の安打製造機がホークスのユニホームを脱ぎ、新天地での再起を目指す。

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(2020/11/01)