2年生・田沢がエースの仕事 駒大V 全日本大学駅伝(産経新聞)

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 1日の全日本大学駅伝で、駒大が13度目の優勝を決めた。  史上まれに見る大接戦の主役は駒大の8区、田沢だった。中継所で41秒差あった青学の吉田を10キロ前後でかわすと、並走していた東海大の名取も残り1・2キロで一気に突き放した。  「仕掛けどころは感覚。2段階くらいで行こうと思っていた。(1回目のスパートで)ついてきていなかったので、最後は気持ち良く(ペースを)上げて終われました」。勝負を決めたエースの仕事。2年生ながら大物ぶりは際立った。  新型コロナウイルスの感染対策のため出場選手たちはフィニッシュ地点に集まれず、胴上げをできなかったが、駒大にとって歴史の大きな1ページだ。大会最多13度目の優勝で、大学三大駅伝の通算優勝回数は単独トップの22になった。  「平成の常勝軍団」と呼ばれた駒大も近年は栄冠から遠ざかっていた。2018年1月の箱根駅伝ではシード権を逃したほど。それでも「1、2年生に良い選手が取れたので、育成していけば優勝を狙えると思った」と大八木弘明監督。朝練習から自転車で付き添うなど本気度を伝え、選手たちはコロナ禍の春、実家に帰らず全員が寮に残って結束した。  この日のメンバー8人のうち下級生は5人。今後に期待は膨らむ。62歳の名将は「令和の常勝軍団を作れるようにしたい」と力強かった。(宝田将志)

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(2020/11/01)