「打ててよかった」2打点の中村 西武(産経新聞)

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 クライマックスシリーズ(CS)進出を争う3位西武と4位楽天の一戦は、西武が3-1で逃げ切った。 ◇  本拠地に詰めかけた1万1331人に歓喜をもたらしたのは、ベテラン中村だった。2打点でチームの連敗を3で止めた37歳は「試合に出たらとにかく勝ちたい。打ててよかった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。  2-1で迎えた五回2死一、二塁。「狙いはなかった」が、2球目の甘いカーブに体が反応した。きっちりレフトに運ぶ適時二塁打で3点目をもらたした。  1死満塁で迎えた一回の打席は三振。1死二、三塁での三回は外崎を生還させたが、一塁線を襲う鋭い打球が塁審に当たり一ゴロになる不運もあった。「言ってもしようがない」。気持ちをすぐに切り替え、快音を響かせた。  負ければ4位転落の可能性もある正念場だった。中村と同じ37歳の栗山も1点を追う一回1死一、二塁で同点打。「(2人とも)読みがいい」と辻監督。ここぞという場面でベテランが勝負強い打撃を見せた。  六回以降は救援の宮川、森脇、平良、増田が相手打者を3人ずつできっちり押さえ込み、4試合ぶりの勝利を手繰り寄せた。  CS進出へ負けられない試合が続く。「1試合1試合、大切に戦う」と増田。残り7試合に全てを注ぐ。(五十嵐一)

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(2020/11/01)