香港、民主派議員ら7人逮捕 5月の議事妨害容疑(産経新聞)

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 【台北=矢板明夫】香港警察は1日、立法会(議会)の議事進行を妨害した立法会条例違反容疑で、民主派の立法会議員ら7人を逮捕した。香港紙、蘋果(ひんか)日報(電子版)などが伝えた。  同紙によると、逮捕されたのは、民主派の最大政党、民主党の胡志偉主席ら現職議員4人と陳志全氏ら前議員3人の計7人。5月8日に開かれた立法会の委員会で、中国国歌の侮辱を禁じる条例案の審議の際、親中派による会議の強行開催を阻止しようとして議場を一時混乱させた疑いがもたれているという。同条例はその後、親中派の賛成多数で成立した。  民主派の活動を取材している香港人ジャーナリストは「条例案などの審議をめぐり立法会で与野党がもみあうことはよくある。民主派だけを逮捕するのはおかしい」とした上で、「治安当局は見せしめ効果を狙っているのではないか」と話した。  香港の治安当局は10月末、民主派団体リーダーの鍾翰林氏(19)を香港国家安全維持法(国安法)に基づき国家分裂罪で起訴したばかり。今後、民主派への締め付けが一層厳しくなる可能性がある。

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(2020/11/01)