英俳優のショーン・コネリー氏死去 初代ジェームズ・ボンド役(産経新聞)
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【ロンドン=板東和正】英BBC放送は31日、人気スパイ映画「007」シリーズの初代ジェームズ・ボンド役で有名な英俳優ショーン・コネリーさんが滞在していた大西洋の島国バハマで死去したと報じた。90歳だった。死亡日時や死因は明らかにされていない。
英北部スコットランド出身。貧しい労働者階級の家庭に育ち、肉体労働や海軍勤務などを経て、役者の道に進んだ。007シリーズ第1作「ドクター・ノオ」(1962年)を皮切りに初代ボンド役を務めた。「007は二度死ぬ」(67年)は日本などで撮影された。
米映画「アンタッチャブル」(87年)でアカデミー賞助演男優賞を受賞。米映画「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」(89年)や米映画「ザ・ロック」(96年)などにも出演し、幅広い世代の支持を集めていた。世界的スターの地位を確立し、サントリーのウイスキーなど日本のテレビCMにも起用された。
2000年にエリザベス女王からナイトの爵位を受けた際、スコットランドの民族衣装キルトを着て授与式に出席。英国からの独立を掲げるスコットランド民族党(SNP)の熱心な支持者として知られていた。
英メディアによると、コネリー氏は近年、体調を崩しており、死亡は家族が明かしたという。