【F東京】川崎戦、一時は追いつくも敗戦…リーグ優勝が消滅 長谷川健太監督「ルヴァンとACLに全力を尽くす」(スポーツ報知)
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◆明治安田生命J1リーグ▽第25節 川崎2―1F東京(31日・等々力)
F東京は31日、敵地で川崎との“多摩川クラシコ”に臨み、2―1で敗れた。これで首位・川崎との勝ち点差が21に開き、リーグ優勝の可能性が消滅した。
試合の序盤に、MF三田啓貴が立て続けに惜しいシュートを放ったが、わずかにゴール枠外。その後は相手に主導権を握られ、厳しい展開が続いた。同24分にPKで先制を許し、1点ビハインドで折り返した。
後半12分、左サイドのDF中村帆高がペナルティーエリア左手前のMF安部柊斗へパスを送る。安部は、スルーパスを選択すると、それを受けたFWディエゴオリベイラが相手DFをかわして角度のない位置から右足を振り抜いた。今季9点目で同点とした。だが、同29分に、再び失点を許し、その後の反撃は及ばず。リーグ4連敗を喫した。
試合後、長谷川健太監督(55)は「前半はよく1点で抑えたという展開だった。そういう中で後半に我々の意地を見せることが出来たと思うし、勝負どころの時間帯でどちらが取るかということで、川崎に軍配が上がった」と振り返った。
ここ数試合は不用意な失点が続いていたが、この日は「やれるところはよくやってくれた。今日は防ぎようがなくて、逆に危ない場面で体を張って防いでくれたと思う」。リーグ優勝の目標は途絶えたが、「まだルヴァン、ACL(アジア・チャンピオンズリーグ)があるので、残っているタイトルに全力を尽くしていきたい」と気合いを込めた。